【米国務長官】シリア アサド政権より「イスラム国」打倒最優先 今日からG7

G7=先進7か国外相会合が日本時間の10日夜からイタリアで始まります。
不透明感を増すシリア情勢が主要な議題になる見通しですが、会合に先立ち、アメリカのティラーソン国務長官は、
アサド政権を倒すことよりまずは過激派組織「イスラム国」の打倒を優先する考えを示しました。

「シリアでの優先順位は変わっていない。大統領もその点は明確だと思う。
最優先は過激派組織「イスラム国」を打倒することだ」(アメリカ ティラーソン国務長官

ティラーソン国務長官はアメリカCBSテレビとのインタビューで、「アサド大統領は過去にも化学兵器を使用した攻撃を2度行っていた」と指摘し、ミサイル攻撃の正当性を強調しました。
その上で、アサド政権を倒すことよりもまずは過激派組織「イスラム国」の打倒を優先する考えを明らかにしました。

これに対し、アサド政権の後ろ盾になっているロシアのプーチン大統領がイランのロウハニ大統領と電話会談を行い、
アメリカのシリア攻撃は「国際法違反で主権国家を侵略した行為は受け入れられない」という点で一致。
また、シリアのアサド大統領もロウハニ大統領との電話会談で「ミサイル攻撃はアメリカが支援する反体制派の士気を高める狙いだったが目的は失敗した」とアメリカを非難しました。

日本時間の10日夜から始まるG7外相会合では、アサド政権やロシアに対してどのようなメッセージを連携して出せるかが焦点となります。

配信 4月10日 11時15分

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