【中央日報/コラム】青少年の夢が「無職の金持ち」という韓国[04/10]

最近ソウル江南(カンナム)のある中学校の教室で先生が生徒に将来の夢について尋ねたところ、約30人の生徒のうち半分以上が「無職の金持ち」と答えたという。もちろん生徒の一部はふざけて答えた可能性がある。しかし多くの生徒がただ遊びながらお金を使って暮らすことを未来の理想として描いているのだから悲しい。

ソウル江南は韓国国内で私教育1番地と呼ばれる。ほとんどの生徒が学校が終わるとすぐに多くの塾が集まる大峙洞(テチドン)に移動し、夜遅くにへとへとになって帰宅する。小学生は持ち歩く本が多くて重いためスーツケースのようなかばんを引いて塾に通う。このため塾の授業制限時間である午後10時になると、この一帯は子どもを迎えにくる親の車で混雑する。教育熱に関しては世界のどこと比べても劣らない。

そのようなところでこれほど多くの人たちが勉強にまい進しているが、生徒たちは「夢」がなく「お金」だけがあることを望む。幼い頃、夜空に光る星のように人生を明るくする灯台の役割をするのが夢だったという内容は、偉人伝を数冊だけ見ても出てくる。偉人伝を読んで「夢は大きく抱け」という言葉を数えきれないほど聞いてきた青少年が、この程度のことを知らないはずはない。にもかかわらず多くの青少年が「無職の金持ち」を夢見るのは創造力とは距離がある注入式の公教育に浸っているうえ、親に言われるまま数カ所の塾に通いながら「魂のない」教育を受けてきた影響が大きい。

最近、韓国経済は類例のない困難に直面している。経済成長率は低下し、1人あたりの国民総所得(GNI)は11年連続で2万ドル台にとどまっている。一部の企業は利益が大きく増えたが、会社の雰囲気は沈んでいる。経済が活力を失って表れた現象だ。経済に活力を吹き込むのは革新的な企業だ。革新企業は、新しいものに挑戦して絶えず変えてみようという企業家精神から生まれる。しかし韓国の企業家精神は後退している。世界企業家精神発展機構によると、経済規模(GDP)世界11位の韓国の2017年の企業家精神は137カ国のうち27位にすぎない。経済規模がそれぞれ102位のエストニア、82位のスロベニアよりも低い。20年ほど前、ピーター・ドラッカー氏は韓国の企業家精神を世界1位に挙げた。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)
http://s.japanese.joins.com/article/869/227869.html?servcode=100§code=120