【MLB】全米がダルビッシュ絶賛 投球間にゴミ拾う 米メディア「模範的」「星も守れる」

Full-Count 4/9(日) 22:05配信

レンジャーズ・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

MLB公式サイトが特集、ツイッターでも紹介「ユウは星も守れる!」

 レンジャーズのダルビッシュ有投手は8日(日本時間9日)の本拠地アスレチックス戦で今季初黒星を喫した。6回1失点(自責1)と好投したが、味方打線が7回までノーヒットに抑えられるなど援護に恵まれず。それでも、今季初のクオリティスタート(QS、6回以上を投げて自責3以下)を達成し、先発としての役割は果たした。MLB公式サイトでは、ダルビッシュがマウンド上で見せた行動に注目し、「模範的市民」と絶賛している。

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 5回まで毎回走者を出しながらも、無得点に抑えたダルビッシュ。5回にはメジャー102試合目の登板で初となる牽制成功でピンチを切り抜ける場面もあった。しかし、6回に四球と二塁打でピンチを招き、ボートの二ゴロの間に1失点。6回97球で4安打3四球5奪三振1失点で1点ビハインドのまま降板。救援陣が失点を重ね、チームは1-6で敗れてダルビッシュに今季初黒星がついた。

 地元紙は、ダルビッシュが1失点以内の投球を見せてチームが敗戦したのはキャリア8度目で、これはレンジャーズでは2番目に多い数字(ノーラン・ライアンコルビー・ルイスが9度)だというデータを紹介。不運を嘆いたが、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は全く違う点に注目し、ダルビッシュを称えた。

 2回1死走者なしの場面。ラウリーに対してカウント2-2として、5球目を投げようと捕手ルクロイとサイン交換をしている時、ダルビッシュは何かに気付き、突然マウンドから降りた。マウンドのすぐ横に飛んできたビニール袋を拾うと、場内からは大きな歓声が沸き起こる。
「模範的市民ユウ・ダルビッシュ、先発途中にゴミを拾う」

 球場スタッフにゴミを手渡したエース右腕は、何事もなかったかのように投球を継続。試合を中継したFOXスポーツ・サウスウエストの解説者、トム・グリーブ氏が「ダルビッシュが投球の合間にちょっとハウスクリーニングをしました。今日はホットドッグの包みが舞って、キャンドルスティック・パークのようですね」と説明する中、ラウリーには続く5球目をセンター前に運ばれたものの、ここから2者連続三振で得点を与えず。集中力を切らすことはなかった。

「Cut4」はこの場面について「模範的市民ユウ・ダルビッシュ、先発途中にゴミを拾う」とのタイトルで、動画付きで特集記事を掲載。「土曜のグローブライフ・パーク・イン・アーリントンでのレンジャーズとアスレチックスの試合は、観客にとっては風の強い午後に行われ、2回表には袋がフィールドに飛んできた」と状況を説明した上で「ささいなゴミにダルビッシュを邪魔する意図は全くない。彼はゴミを片付けると、イニングを無傷で終えにかかった」と記している。

 また、「Cut4」はツイッターでもこの場面を紹介し、「ユウは星も守れる!」と“絶賛”の一言を添えた。“見せ場”を作りながら今季初黒星を喫したダルビッシュだが、次回登板につながる投球となった。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170409-00010034-fullcount-base